姿勢改善についてのアレコレ②
- 2022.04.11
- 健康の専門家が語る!
姿勢は人に与える印象も大きく左右しますし、身体にも多く影響を与えます。
分かりやすいところでいうと、腰痛や肩こりの原因になることも・・・
ここではそんな姿勢が身体に与える影響をいくつかご紹介します!!
今回は「反り腰」です。
反り腰について
こちらは聞き慣れない方もいるかもしれません。
ただ、この姿勢も色々と身体への影響があります。
まず反り腰とは、通常は閉じているはずの骨盤が開いてしまっていて、内臓等が正しい位置にないこと。などが調べると良く出てくる内容ですが…。分かりづらいですよね。
分かりやすく言うと、立っている状態でお尻だけが後ろに突き出ているような姿勢のこと。姿勢を正しくするためにピンッと立った時、この姿勢に近い立ち方になる方もいます。
また、女性は男性に比べて骨盤が広く、反り腰にはなりやすいと言われているようです。
反り腰になる原因としてはまず第一に筋力の低下です。
お腹周りの筋力が落ちることで、正しい姿勢を保つことができなくなり、反り腰になることが多くあります。
他にもハイヒールなどかかとが高い靴を履くことや、立ち方や座り方が悪いとなることもあります。
さて、この反り腰による体の影響は…
分かりやすいところでいうと、腰痛はもちろん発生しやすいです。
また、お腹が突き出た状態になるので痩せているのにお腹がポッコリして見えてしまったり、骨盤がゆがむことで血流等が滞りむくみなどが発生しやすくなったりすることも。
お腹のポッコリが気になる方、むくみやすいという方は姿勢も一度見直してみてください!
そして、ここからは反り腰をこじらせた方がなる可能性がある症状です。
(腰部)脊柱管狭窄症
反り腰になることで腰椎の前弯(前に反ること)が強くなり、脊柱内の神経の通り道である脊柱管が圧迫(狭窄)されます。
そのことにより発症するのが、お察しの通り(腰部)脊柱管狭窄症。長時間歩き続けることが辛くなり、足にしびれが出たり、腰や足の痛みが出たりとても辛い症状があります。
坐骨神経痛
もう一つが坐骨神経痛。骨盤が前に傾くことで股関節付近にある梨状筋という筋肉が伸ばされた状態になり、梨状筋の下にある坐骨神経を圧迫して痛みが出てきます。お尻から足にかけて痛みやしびれ、張りなどが出るこちらもとってもつらい症状です。
脊柱管狭窄症や坐骨神経痛はかなり症状が進んだ方がなるものですが、姿勢が悪い状態が続くとこうゆうリスクがあることもしっかり把握しておきましょう!
次は最後、知らない方も多い!?「スウェイバック」です♪
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